アトピー性皮膚炎とデュピルマブ(デュピクセント®)

アトピー性皮膚炎に対する新薬デュピルマブ(デュピクセント®)のリアルを伝えていきたいと思います。

デュピルマブ(デュピクセント®)を打つことになった

アトピー性皮膚炎の新薬となるデュピクセントが2018年1月より承認され保険適応にて投与することが可能になりました。

 

これはどういった薬かというと

 

アトピー性皮膚炎の病態に関して皮膚バリアの低下によりアレルギー炎症、そう痒などが生じると推測されており、これらの進展には2型炎症反応による皮膚の炎症反応に加え、活性化Th2細胞から産生されるサイトカイン(IL-4、IL-13)によって、皮膚バリアの欠損が引き起こされるといわれている。

 デュピルマブは、IL-4受容体αサブユニットに特異的に結合することで、IL-4及びIL-13のシグナル伝達を阻害するヒト型抗ヒトIL-4/IL-13受容体モノクローナル抗体である。」

アトピー性皮膚炎では、免疫細胞からの指令を伝達する「IL-4」や「IL-13」と呼ばれる物質(サイトカイン)によって、バリア機能に重要な役割を果たしているフィラグリンという物質の量が減る。デュピルマブの投与によりフィラグリン量が回復することで、バリア機能が上がり、湿疹も出にくくなるという「良い循環」が回り始めると考えられる。」

 

と調べると出てくる。

 

難しい言葉を並べられてどういうこっちゃねん。と思う人もいるだろう。

 

分かりやすく言うと

 

アトピーの原因である物質(サイトカイン(IL-4、IL-13))に結合して炎症を起こす原因を減らしてバリア機能を回復させてくれる」

 

というものである。

 

筆者ももう10年以上のアトピーに悩まされ辛い思いもたくさんしてきた。

(重症の人ほど肌の状態は悪くはないとは思うけどもアトピーの辛さはなった人にしか分からないよね(涙))

 

・お風呂上りに軟膏を塗りたくるのが面倒

・単純に肌が汚く見える

・銭湯とかに気兼ねなくいけない

・とにかく痒くて辛い・・・etc

 

とにかく痒って本当に辛いと思う!拷問の一種だと思う!

 

そしてかかりつけの皮膚科に言ったときに勧められたのがデュピルマブ(デュピクセント®)である。

そんな医師の勧めからをデュピルマブ(デュピクセント®)打つことになったのでアトピーで苦しんでる人に向けてどれほどの効果があるのかどれくらいの費用がかかるのかなどデュピルマブ(デュピクセント®)のリアルを知ってもらいたいと思ってこのブログを始めることにした。

 

ネックになるのはやはり費用!

 

デュピルマブ(デュピクセント®)の薬価は81,640円!

3割負担の方で24,492円!

二週間に一回打たなければならないので単純計算すると月に5万、年間60万。

正直お金のないサラリーマンには痛い出費である。

本当にそれほどの投資をして効果があるのか?

そんな思いで知ってるけど手を出せない人も多いだろう。

しかし一生ステロイドと飲み薬と付き合っていけなきゃいけないのか。

そんな思いの中で葛藤してる人も多いことだろう。

 

そんな同じ苦しみをしている人のためにもこのブログを通してデュピルマブ(デュピクセント®)の効果というものをわかってもらいたい。

(筆者自身もまだ打ってないので希望になるか失望になるかはわからないが…)

 

願わくばアトピーで苦しむ人たちの希望になれるように。

 

そんな思いでデュピルマブ(デュピクセント®)の効果をしたためていきたいと思う。